この記事では、理想的なランドリールームのある間取りに共通する特徴や、計画するときに失敗しないポイントを実例付きで紹介するよ~!
「ランドリールームのある間取りってどんな特徴があるの?」
「動線や配置で失敗しないポイントって何?」
ランドリールームを計画していると、こんな疑問が浮かぶ人も多いはず。
せっかく作るランドリールーム。計画に失敗して後悔したくないよね。
「どんな風に使いたいか」を明確にしておくと、自分や家族の使い道に合った間取りを計画できるよ。
我が家の場合、一室まるごとのランドリールームはないけれど、洗面所兼脱衣所の一部にランドリースペースを設けたの。
今回はランドリースペースを作った経験のある私が、理想的な間取りの特徴や失敗しない確認ポイントを紹介していくよ!
ランドリールームがない我が家で工夫した点も踏まえて、実際のランドリースペースも実例として公開しているから、ぜひ計画の参考にしてね。
ランドリールームのある間取りは?
ランドリールームの目安は、一般的に家族4人分で3~4坪が使いやすくなっているよ。
2坪でも可能だけど、余裕を持った広さが欲しい人には3坪以上が◎
我が家のランドリースペースは約1.88坪(3.75帖)だけど、通路幅は110cmとってスペースを確保しているよ。
1坪増やすだけで数十万円の費用がかかるから、とくに家族構成と洗濯物の量を考慮して、必要最小限の広さにしよう。
またランドリールームが使いやすいとされる間取りには、以下の特徴があるよ。
これらを踏まえずに計画してしまうと使いにくくなって、結局「ランドリールームはいらなかった!」と後悔することも……
取り入れる特徴の優先順位を付けておけば、理想のランドリールームに近付けるよ!
ここからは使いやすい間取りの特徴について、詳しく解説していくね。
間取り①家事・生活動線に合わせる
ランドリールームを使いやすくするために、家事・生活動線に合わせよう。
洗濯をするこの部屋は毎日使うからこそ、時間効率を上げて快適に使える工夫が必要不可欠!
とくに以下の部屋・空間とつないだり兼用にしたりすれば、移動距離が短縮できて便利な間取りになるよ。
- 洗濯物干し場(ベランダ、サンルームなど):
干すときの移動距離を短縮できる - キッチン:
家事の同時進行が可能になる - 浴室と脱衣室:
部屋のスペースを抑え、洗い物をまとめられる - 玄関:
帰宅後の洗い物をすぐ入れられる - ウォークインクローゼット:
収納する作業を短縮できる
これらの部屋・スペースを何階にするか、配置の目安にもなるの。
間取り②必要物の収納スペースを確保する
計画の際は、収納・配置スペースを確保した間取りにしよう。
極力ランドリールームで “洗濯” という家事が完結するように、必要物をすぐ使えるように準備しておくと便利なの。
幅340×奥行き450×高さ205ミリのチェストや、洗面所横に縦長のドレッサーを設置して、我が家は収納場所を確保!
ランドリールームで使う物・収納したい物を事前にリストアップすると◎
以下のリストを参考に、必要物を洗い出してみて!
- 洗濯機・乾燥機
- アイロン・アイロン台
- 物干し竿
- サーキュレーター
- 洗剤類 etc.
間取り③方角・配置を意識する
ランドリールームの方角・配置を意識するのもおすすめだよ。
とくに「共働きだから洗濯物は部屋干ししたい」という家庭なら、日光を有効活用できるの。
土地の場所によって違ってくるけれど、方角は昼間に日が当たりやすい南向きや、夕方に日の差す西向きが適しているよ。
「日が当たる方角はLDKに合わせたい」という人は、優先度を下げても大丈夫!
ちなみにサンルームを取り入れる場合、角部屋に配置すると2面を窓にできるから、より日光を取り込めるよ。
基本的に湿気対策さえできれば問題ないから、人によって方角を気にする優先度は低め。
間取り④湿気対策をする
ランドリールームを作るなら、湿気対策は必ずしてね。
この部屋は水場なので、湿気対策をしないとカビや臭いが発生したり、洗濯物が乾きにくくなったりするよ。
ランドリールームの快適さを上げるために、対策は忘れずに!
定期的な換気・送風はもちろんのこと、乾燥機や除湿機を活用すればさらに効率よく対策できるよ。
ランドリールームの扉を引き戸にすれば、換気中でも廊下や部屋への通路を確保できるからおすすめ!
さらに、湿気がひどいと床にもカビが発生するから、フロアコーティングをするとより安心できるよ。
我が家は『森のしずく』で他の部屋もコーティングしてもらって、希望すればキズを補修してカビの発生・腐食から守ってもらえるの。
この補修は30年間無償で、回数制限がないからめちゃくちゃ助かってる!
「水回り防カビコート」や「水回り防汚コート」っていう商品もあるから、水場をフロアコーティングしたい人におすすめだよ。
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失敗しない7つのポイントを実例で紹介!
ここからは、ランドリールームを計画するときに意識したいポイントを7つ紹介するよ。
失敗しないように、我が家の実例も参考にして見てみてね!
気になるポイントがあれば、項目をタップして見にいってね。
ポイント①物干しの場所を決める
ランドリールームで部屋干しをしたい場合、洗濯物を干す場所は事前に決めておこう!
場所を決めないで空いているところに干した結果、通路を歩くとき洗濯物が邪魔になる可能性大だよ。
洗濯物を毎日、のれんみたいにくぐるのは面倒だよね……
我が家の場合通路と重ならない壁際に沿って、空いている空間の天井にハンガーパイプを設置するよう計画したの。
間取りを決めるときは自分自身がその場にいるとイメージして、部屋の空間を意識してみて。
ポイント②干す物の長さに合わせる
干す場所が決まったら、丈の長い物も干せるように長さを合わせよう。
寝具に付けるシーツや、ワンピース・ロングシャツなどの長い洗濯物へ対応できるように計画するよ。
干すときに洗濯物が折れないよう、10センチほど隙間ができる長さだと◎
使うシーツのサイズや、よく着る長い衣服のサイズを測っておくと計画するとき困らない!
ポイント③パイプハンガーの高さを調節する
紹介した長い丈の物を干せるように、干すときに使うハンガーの高さも調節しよう。
我が家ではパイプを通すリングが付いたパーツ「ホスクリーン」を使っていて、パイプから作業台までの高さは134センチだよ。
パーツはSSサイズにしたから、長い丈の洗濯物を干すときに便利!
干すとき、私は167センチと身長が高めだから背伸びで済むけれど、届かない場合パーツのサイズはそれぞれ吟味してね。
ポイント④必要な場所にコンセントを取り付ける
ランドリールームはアイロンやサーキュレーターなどの電気式家電が多いから、必要な場所にコンセントを取り付けると便利だよ。
配線がゴチャゴチャしないように調節できるし、すぐ家電が使える状態にできるの。
我が家では作業台でアイロンを使うと決めているから、画像の通りすぐそばにコンセントを設置!
コンセントの長さを気にしなくてよくなった。
サーキュレーターと除湿機用にも、別で取り付けているよ。
洗濯カゴの後ろにもう1つ設置しているから、追加で必要になったときもすぐ使える!
コンセントを何に使っているのか、家電をリストアップしてみよう。
ポイント⑤洗濯で使う物の収納場所を決める
洗濯機やサーキュレーターなどの家電だけでなく、以下のこまごまとした必要物を収納する場所も決めておこう。
- ハンガー
- ピンチハンガー
- 洗濯バサミ
- 洗濯ネット
- 洗剤・柔軟剤類 etc.
我が家だとハンガーは稼働棚のバーにかけて、洗濯ネットを作業台下にある引き出しへしまっているよ。
迷いを減らして、作業効率もUP!
ポイント⑥洗濯カゴの位置を決める
意外と見落としがちな洗濯カゴ。
これを置く位置もあらかじめ決めておくと、通路で邪魔にならないの。
定位置の後ろにコンセントを設置して、普段は隠せるようにしているよ。
打ち合わせの段階から使う洗濯カゴを決めておくと、サイズがわかって位置を計画しやすくなるよ。
ポイント⑦壁掛け式サーキュレーター専用の対策をする
壁掛け式サーキュレーターを使う場合、壁掛け専用の対策をするよ。
商品によってはコンセントが近くに必要だったり、落下防止で壁補強用下地にしたり、壁掛け式ならではの対策が必要になってくるの。
天井や左右にぶつからないスペースで、風が通りやすい窓から距離を置いた場所・部屋の隅に設置しよう。
使いやすい間取りを計画して後悔のないランドリールームを作ろう!
今回は、理想的なランドリールームのある間取りに共通する特徴や、実例と一緒に失敗しないためのポイント7つを紹介したよ~。
せっかくランドリールーム / スペースを作るなら、自分や家族が使いやすいように計画したいよね。
間取りを考えるとき「我が家ではこう使いたい!」って具体的にイメージすると、計画の成功率を上げられるよ。
失敗や後悔のないランドリールームのある間取りにするために、今回紹介した内容を参考にして計画を進めてみてね!
ちなみに「ランドリールームにフロアコーティングって必要なの?」って気になる人、多いんじゃないかな。
ランドリールームは水場だから、カビの発生や汚れが多い場所でもあるの。
コーティングの分費用がかかるから、迷うのは当然だよね。
私は『森のしずく』で部屋のフロアコーティングをしてもらったんだけど、「施工してもらってよかった!」って感じることがほとんどなの。
『森のしずく』では床のキズによるカビや腐食を防ぐために、無償で30年間もキズの補修をしてもらえるよ。
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