この記事では、一戸建て・新築における火災保険の相場を解説していくよ~!
「一戸建て・新築の火災保険って、相場はどれくらい?」
「火災保険に加入するメリット・デメリットって何?」
家づくりを進めている人の中には、火災保険に関するこんな疑問を抱く人も多いはず。
火災といった家の損害が起きたとき、修繕・再建できるようにサポートしてくれる火災保険。
建物の構造が変わったり、災害発生率が高くなったり、保険も日々変化しているから、保険会社によってそれぞれ違うし、商品バリエーションもかなり多いの。
たくさん商品があると選ぶのも大変だけど、保険料で損しないように、自分に合った火災保険を見極める必要があるよ。
今回は一戸建て・新築のケースに絞って、火災保険の相場について解説していくね。
火災保険に加入するタイミングやメリット・デメリットも後半で解説するので、ぜひ参考にしてみてね!
【一戸建て新築】火災保険の相場は?
火災保険の必要性は後半で解説するから、まずはメインの相場について!
加入する火災保険を決めるとき、支払う保険料を基準に選ぶ人もきっと多いよね。
だけど火災保険の保険料は、補償対象となる建物・立地などの基準によって変動するから、厳密な相場はないの。
建物・家財を補償対象として契約期間5年だった場合、保険料の合計は5万~10万円だったり、20万円近くになったりすることも……
「損害保険料率算出団体に関する法律」に基づいて、料率算出団体が算出・公表している純保険料率(保険会社が支払う保険金)。
料率算出団体の会員保険会社は算出された参考純率を元に、自社の保険料率を決められる。
各建物・立地によって変動する保険料だけど、金額を決める基準があるよ。
保険会社によっても差があるけど、一戸建て・新築で目安となるのは以下の8つ!
中には保険料を抑えるヒントもあるから、各基準を詳しく解説していくね。
火災保険には一定した相場がないけど、やっぱりある程度の平均金額は知りたいよね!
そういうときは、一括見積もりができるサービスでリサーチするのがおすすめ♪
“一括見積もり”は、複数の保険会社からまとめて見積もりを取ってくれるというもの。
複数の保険会社から見積もりを取れば、同じ条件でどれくらい金額に差があるのかわかってくるの!
最低でも3・4社は見積もりを取ると◎
とくに『インズウェブ』というサービスでは、自分で入力した情報を元に、最大15社の保険会社から見積もりがもらえるよ。
保険会社の数は、2024年10月時点のもの。
今後変動する可能性もあるので要注意。
これから火災保険を選んでいく人は、ぜひ『インズウェブ』の一括見積もりも活用してね!
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基準①構造級別
建物の構造によって燃えにくさ・壊れにくさが違うので、”構造級別”と呼ばれる区分によって保険料は変わってくるよ。
構造級別で大きく分かれているのは、以下の3種類!
構造級別 | 特徴 |
H構造 | 木造・土蔵造など、非耐火構造の一戸建て。 |
T構造 | コンクリート造・耐火性能のある木造など、耐火構造の建物。 |
M構造 | コンクリート造・鉄骨造のマンション。 |
M構造>H構造の順に、建物の耐久力が高い!
木造は周囲に燃え広がるリスクが高いので、M構造と比べてH・T構造は保険料が高くなりやすいよ。
基準②延床面積
建物の延床面積も、一戸建てでは保険料に考慮されるよ。
補償対象となる建物の延床面積が広いと、保険料も高くなりやすいよ。
基準③所在地
建物のある所在地は、災害リスクに合わせて保険料が変わるよ。
住宅の密集地も、火災の広がりやすさを考慮して保険料が高くなる場合もあるよ。
けれど消火施設が充実しているところでは、比較的保険料が低くなる場合もあるみたい。
所在地の災害リスクがどれほどか知りたい人は、地域ごとのハザードマップを参考にすると◎
基準④補償内容
火災保険は補償内容もさまざまだよ。
まず火災保険では、建物だけでなく家財も別で補償対象にできるの。
そして建物・家財に対する補償内容も、表のように種類がたくさんあるよ。
区分 | 補償内容 |
(基本の補償) | 住宅火災保険火災 |
落雷 | |
破裂・爆発 | |
風災・ひょう災・雪災 (保険会社・商品によって一部自己負担) | |
(追加できる補償) | 住宅総合保険水災 |
水漏れ | |
外部からの飛来・落下・衝突 | |
騒じょうによる暴行・破壊 | |
盗難 |
火災以外のいろんな災害・損害にも対応してくれる!
どれも入っておきたい補償ばかりだけど、数が多いほど保険料も高くなるから、自分・家族にとって必要な補償内容へ絞るのが◎
浸水のリスクがあるなら水災を入れたり、留守が多い場合盗難へ備えたり、同居する家族とも相談してみよう!
地震による火災・津波などは火災保険の補償対象外だから、「地震保険」への加入が別途必要になる。
基準⑤特約
火災保険は補償内容以外にも、別で特約を付帯できるよ。
一戸建てで付帯できる特約は、主に以下の2つ!
- 個人賠償責任特約:
日常生活で起きた偶発的な事故によって、人・物へ損害を与えた場合に補償を行う。
(所有物の破壊・自転車事故など) - 類焼損害特約:
自宅の火災で近隣住宅へ被害を与えた場合、被害住宅の建物・家財を補償する。
家族も特約の対象になることがほとんどなので、小さなお子さんがいるご家庭は個人賠償責任特約を付帯しておくのがおすすめ!
お子さんが「人に怪我させちゃった!」「物を壊しちゃった!」ってときも使えるので、何かと活躍してくれる場面が多い。
基準⑥加入期間
火災保険の保険料は、加入期間によっても金額が変わってくるよ。
火災保険は加入期間を短くできるけど、少しでも保険料を抑えたい人は、長めに設定すると割安になるからおすすめ◎
支払い方法も、まとめて支払うほど保険料を抑えられるよ。
一括払い>年払い>月払いの順に保険料が安くなる。
基準⑦保険金額
設定する保険金額も、建物によって保険料が変わる要素だよ。
過不足のない保険金額にするため、今では“再調達価額”での金額設定がほとんど。
もし家が全損したとき、同等の家・家財を再建築・購入する場合に必要な金額を目安に保険金が支払われる。
一戸建ての場合、建物の建築費用がそのまま評価額になる。
保険金額は自己負担する“免責金額”を設定すれば、その分保険料を抑えられるよ。
免責金額の種類は、以下の2つ。
- 免責(エクセス)方式:
損害率が免責金額を超えたぶんだけ補償される - フランチャイズ方式:
損害率が免責金額を超えたときのみ、設定した保険金額以内で全額補償される
保険金額は再調達価額・免責金額の設定によって保険料が変わるから、適度に支払えるよう自分で調整してみてね。
基準⑧割引
保険会社・商品によっては、条件を満たすと利用できる保険料割引があることも!
主に見られる割引は、以下のとおり。
- 新築割引
- オール電化割引
- ホームセキュリティー割引 etc.
数少ない保険料割引のチャンスだから、自分の家が対象になっているか確認してみてね。
ここまで保険料を決める8つの基準を紹介したけど、保険会社・商品によって内容はさまざまだったよね。
「火災保険を1つ1つ調べるのは面倒くさい!」と感じる人がほとんどのはず……
そんな火災保険選びで活用してほしいのが『インズウェブ』というサービス!
必要事項を入力&送信したら、後日各保険会社の見積もりがまとめてもらえる便利なサービスなの。
2024年10月時点、最大15社の保険会社から見積もりがもらえるので、金額からも商品を比較しやすくなるよ。
現状の相場を知るためにも、複数の保険会社・商品を比較することが大事になってくるから、ぜひ活用してほしいな。
『インズウェブ』の一括見積もりで、相場に合った火災保険を見極めよう!
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火災保険へ加入するタイミングとメリット・デメリット
前半では、火災保険の相場・保険料が決まる基準についてお話したよ。
けれど中には、以下のような疑問がある人もいるんじゃないかな。
「火災保険ってどのタイミングで加入するの?」
「そもそも、火災保険って必ず加入しないといけないものなの?」
火災保険加入が初めてな人のためにも、ここからは疑問に回答していくね〜!
メリット・デメリット
火災保険はいつまでに加入する?
火災保険は、お家の引き渡し日から補償が受けられるように加入してね!
引き渡された時点で、お家の損害責任はすべて施主側が受け持つことになる。
余裕をもって火災保険を検討したい場合、引き渡し日の1・2ヶ月前から準備を始めるとGood!
保険会社からの見積もりが届くまで時間がかかるし、加入する場合も書類提出の準備が必要になるよ。
もし住宅ローンを組む場合は、その契約時に合わせて火災保険も準備を始めると◎
住宅ローン契約者のお家が損害にあったとき、滞りなく返済できるよう
金融機関側が火災保険の加入を薦めてくるよ〜。
お家への入居後も補償が受けられるように、 火災保険は引き渡し日までに加入してね。
「火災保険の選び方」も知りたい人は、下の記事もチェック!
火災保険へ加入するメリット・デメリット
火災保険は義務化されているわけではないので、加入するかは任意で決められるよ。
だけど火災をはじめとした被害リスクは、誰も予測できる物じゃないよね。
たとえば消防庁の「令和5年(1~12月)における火災の状況(概数)」によると、令和5年に起きた火災では、1件あたりの損害額は約242.9万円!
すぐ出せる金額ではないから、火災保険への加入で補償してもらえたらすごく助かるよね。
また火災保険は、風災・水災といった火災以外のリスクにも備えられて、多くの場面で活用できるの。
とはいえ火災保険へ加入する場合、メリットがあればデメリットもあるよ。
火災保険へ加入する主なメリット・デメリットは、以下のとおり!
火災保険は非常時の補償が受けられる一方、保険料の支払いが必須になるよ。
長期間支払う物だから、できるだけ保険料を抑えたい人も多いはず……
『インズウェブ』はSBI Holdingsが運営しているサービスで、複数の保険会社からまとめて見積もりを取り寄せられるの。
入力が必要な項目も「11個の物件情報」と「見積書の送付先」だけだから、最短3分で申し込める内容だよ。
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商品を比較して火災保険の相場を見極めよう!
今回は一戸建て・新築における火災保険の相場についてお話したよ~。
さまざまな基準によって保険料が変動するので、相場があまりない火災保険。
加入期間5年・建物と家財が補償対象の場合、5万円〜20万円と差は大きめ。
2024年10月からは参考純率の上昇によって保険料も上がるので、金額の変動は今後も続いていく可能性が高いよ。
一戸建て・新築への入居に向けて準備している人は、今回の記事も参考にして、火災保険を見極めてほしいな。
「最新の相場を知りたい」という人は、複数の火災保険を比較してみると◎
複数の火災保険を比較すると同じ条件でも金額が違ってくるので、平均や自分に合った金額がわかりやすくなるの。
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