この記事では、注文住宅建築前に行う土地探しのコツを徹底解説していくよ~!
- 注文住宅を建てる前の土地探し、何かコツってあるのかな?
- いろんな土地があるけど、選ぶときに重要なポイントってどこ?

マイホームの建設前、土地が決まらない人はこんな疑問が浮かぶのでは?
家づくりの基盤となる土地は、注文住宅の建設でも重要なポイント!
理想の間取りにするため、自分の希望条件を整理して、相性がよい土地を選ぶ必要がある。
今回は「まだ土地が決まっていない!」って人のために、家づくり経験者の私ゆまひが、土地探しの基礎&コツを詳しく解説していくよ。



土地探しにおすすめな裏ワザもお伝えしているから、ぜひ参考にしてね♪
【注文住宅】押さえておきたい土地の探し方&コツ





注文住宅を建築予定の場合、「住む土地を一変したい」って人も多いはず!
そんな人は土地を1から探さなければならないけど、以下の疑問がでてくるんじゃないかな。
- 土地を探すとなったら、まずどこに行けばいいの?
- 土地を確保するまで、具体的にどんな行動が必要になるかわからない!
前半ではこれらの疑問に沿って、土地の探し方&具体的な流れを解説していくよ~。



土地探しで意識したいコツも、3つ紹介するね!
押さえておきたい土地の探し方&コツ
土地の探し方


土地を探す手段は、主に以下の4つだよ。
- インターネットでリサーチする
- 不動産会社へ依頼する
- ハウスメーカーや工務店へ依頼する
- 現地で直接探す
それぞれの特徴は、以下のとおり!
手段 | 特徴 |
---|---|
インターネットでリサーチする | 情報量が多く、どこにいても手軽にリサーチしやすい 非公開情報は掲載されなかったり、掲載情報が古かったりする |
不動産会社へ依頼する | 希望エリアに詳しく、周辺情報を聞きやすい インターネットに掲載されない情報を知れる可能性が高い 土地の売買実績があるか事前確認しておくと◎ |
ハウスメーカーへ依頼する | 土地探しと建築をまとめて依頼できる 希望する間取りに合った土地を提案してもらいやすい 建築まで一貫して依頼する前提が多い |
現地で直接探す | 土地以外の周辺情報を、自分の目で確認できる 知識がないと適した土地か見極めにくく、交渉・手続きの手間がかかる |
インターネットでざっくり調べてから不動産会社・ハウスメーカーに依頼するなど、複数の手段を併用しても◎



「ハウスメーカーもまだ決まっていない」という人は、『タウンライフ家づくり』でリサーチするのもおすすめだよ♪
依頼時に入力した希望条件に沿って、オリジナル間取りプラン・土地を無料で提案してくれるWebサイト。
しかも希望条件に合ったハウスメーカー複数箇所からまとめて資料を取り寄せられるので、比較しやすいのも大きなメリット!
効率的に土地&ハウスメーカー探しを進めたい人は、ぜひ『タウンライフ家づくり』も活用してみてね。
土地探しの流れ


土地探しは契約するまで、1年以上かかる可能性があるよ。



条件に合った土地がなかなか見つからない場合、2・3年かかることもあるみたい…!
土地引き渡しまでのおおまかな手順は、以下の8ステップ!
本格的に土地を探す前に、以下の事前準備・整理をしておこう。
- 自分・家族の希望条件
- お家を建てたいエリア
- 土地にかけられる予算
※仲介手数料・登記費用なども考慮しよう



具体的なイメージがない状態で、自分に合った土地を探すのはハードル高め!
まずは自分や家族がマイホームでどんな暮らしがしたいか整理して、そのために必要な条件を洗い出そう。
こうすると、どんな土地なら希望に沿ったお家が建てられるのか、明確になってくるよ♪
気に入った土地がみつかったら、購入の意思を表明する「買付証明書」を、土地の所有者へ提出しよう。
「買付証明書」の提出から売買契約の締結までは、だいたい1週間ほどかかるよ。
住宅ローンを利用する場合、「買付証明書」を提出したあとに事前審査を申し込もう。
住宅ローンは土地単体だと利用できないことが多く、審査では間取り図といった建物の資料を求められる。
土地だけでなく、建築を依頼するハウスメーカーも決めておくとスムーズ◎



事前審査を通過したら、正式な売買契約を結ぶよ~。
契約する際は売主へ、現金で手付金を支払う必要があるのでお忘れなく!
住宅ローンには、事前審査のあとに本審査もあるよ。
必要書類が事前審査より多くなり、ローン返済能力があるかより厳しくチェックされるの。
住宅ローンの審査については、以下の記事も要チェック!


住宅ローンの本審査に通過したら、借入先と「金銭消費貸借契約」を結ぶよ。



借入先によっては契約の期限日が設定される場合もあるので、確認しておこう。
住宅ローンの契約を終えたら、いよいよ土地の引き渡し!
不動産の所有権が移ったことを示す「所有権移転登記」を行い、残金決済といった手続きを終えて購入が完了する。



ここからは、土地探しで意識してほしいコツ3つを紹介していくね!
コツ①希望条件に優先順位を付ける





土地に求める希望条件には、事前に優先順位を付けておくと◎
さまざまな間取りに対応しやすい整形地(正方形・長方形の土地)・利便性の高いエリアなどは、土地の価格がとくに高くなりやすいよ。
求める希望条件によっては土地の価格が予算を超え、現実的に難しい場合もある。
もし希望条件を見直す場面がでてきたとき、優先順位を付けていれば優先度の低いものから削っていけて、考える手間を減らせるの◎
「絶対に譲れない条件」「採用できたら嬉しい条件」で分けておくのが理想的。



土地選びでの確認ポイントは、後半で紹介するね♪
コツ②自分の目で現地を確かめる


インターネットを主体にリサーチする場合、目途を付けてから現地へ確かめにいってみよう。



以下のように、自分の目で実際に見ないとわからない情報もあるんだよね。
- 交通機関・お店などの利便性
- 周辺状況(街灯の有無・治安など)
- 日当たり
etc.
コツ③完璧を求めすぎない


土地に完璧を求めすぎないのも、1つのコツだよ!



「希望条件の7~8割を満たしているか」を目安にすると◎
先述したとおり条件のいい土地は価格が高くなりやすいうえに、買い手も早く付くんだよね。
こだわりが強くて慎重になりすぎると、気になっていた土地がすでに”契約済み”になる可能性もある。
土地を複数比較するのは大事なことだけど、チャンスを逃さないように申し込むスピード感も意外と重要。
「希望条件の7~8割を満たしているか」を目安に、好立地を得るチャンスを掴みとろう!
理想の住環境を叶える選び方ガイド


前半では土地探しの主な手段&流れを解説してから、押さえておきたいコツを3つお伝えしたよ~。



続いては、土地のチェックポイントをご紹介!
“土地”と一口に言っても、広さ・形状などの特徴はそれぞれ異なるよね。
中でも優先的に確認してほしいポイントは、以下の5点!
注文住宅建築前の土地探しは快適性・安全性はもちろん、“理想のお家が建てられる環境か”がかなり大切になるよ!
一般的に好立地と呼ばれる土地でも、希望する間取りと合わなければ宝の持ち腐れとなってしまう可能性も。



具体的にどこを見ればいいのか、順番に解説していくね♪
選び方①土地本体の特徴





家づくりに大きく関わってくる、土地本体の特徴は要チェック!
土地でのチェックポイントは、たとえばこんなところ。
- 形状・面積:
・長方形・正方形などの「整形地」、台形・三角形などの「不整形地」かで価格が変わってくる
・「旗竿地」「袋地」といった形状は、建築の制約や条件が多いので要注意 - 前面道路:
・「接道義務」として、建築基準法上の前面道路(幅員4メートル以上)へ土地は2メートル以上接している必要がある
・私道ではないかも確認しておくと◎ - 方角:
室内の日当たりに関わり、南・東向きは人気が高め。 - 風通し:
湿気・熱を外へ出す室内の換気に影響する。
etc.
その他、建築するうえで守らないといけないルールもいくつかあるよ。
どんな土地なら希望のお家が建てられるかイメージしやすくなるから、以下の基礎知識も把握して土地探しを進めてね。
用途地域 | 効率的な土地利用を目的に、用途ごとに分けられた13種類の地域 地域によって異なるが、住居が中心の「第一種住居地域」・飲食店や銀行といった施設が集まる「商業地域」などがある | |
建蔽率 | 敷地面積に対する、建築面積の割合を示す 日当たりや風通しの確保・火災での延焼防止を目的に定められている | |
容積率 | 敷地面積に対する延床面積の割合を示す 地域の過密化を防止し、何階建てにできるかの指標となる | |
建築制限 | 斜線制限 | 日当たり・風通しなどを確保するために定められた制限 以下3種類に分けられる ・道路斜線制限 ・隣地斜線制限 ・北側斜線制限 |
絶対 | 高さ制限日当たり・風通しなどを確保するために定められた制限 地域によって異なるが、上限は高さ10~12メートル | |
日影規制 | 各建物の日当たりを確保するために定められた高さ制限 最も昼が短く、影が長くなる”冬至”を基準に定められている | |
区画 | 角地 | 2つの道路が交わった角に面する土地 土地に対して二方が道路に接するため、日当たりがよく設計自由度も高い |
中間画地 | 土地の三方が囲まれている土地 プライバシーを守りやすく、防犯性も高い |
土地探しは希望の間取りに当てはめて考えるのが理想的だけど、「まだ間取りさえ確定していない!」って人も多いはず。



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選び方②境界線





土地同士の境界線も、隣地トラブルを防ぐために確認しよう。
中には境界が確定していない土地もあるので、その場合売主に対する事前確認・境界画定測量を依頼する必要性が出てくるよ。
境界が曖昧だと塀・垣根の設置でお隣さんとトラブルになったり、逆に自分の敷地を占有されたりするリスクがある。
選び方③周辺環境


土地本体に加えて、周辺環境のチェックも重要!



周辺環境のチェックは、お家が完成したあとの暮らしやすさに直結するよ。
たとえば、以下のポイントをチェックしてみて!
- 電車やバスの交通機関・道路の混み具合
- スーパーマーケット・病院といった施設
- 通勤・通学先との距離
- ガス・電気などのインフラ
- 街灯の有無・騒音などの治安
etc.
選び方④地盤


土地の地盤も、お家の安全性に関わってくるよ。
地盤が弱いと建物を支えきれず「地盤沈下」が起こったり、地震による「液状化現象」の被害を受けたりする可能性がある。
とくに傾斜・高低差のある土地は、状況に応じて地盤改良工事が必要になることも!



購入前に売主の許可を取って地盤調査したり、古地図・地形をもとにリサーチしたりしてみよう。
選び方⑤災害リスク


自分や家族の命に関わることだから、土地の災害リスクも事前に把握しておこう。
各土地の地形で考えられる災害リスクは、以下のとおり。
- 山・崖:土砂崩れ
- 川:氾濫
- 海:高潮・津波
※標高が低い土地はとくに注意



過去に災害の影響を大きく受けていないかも、チェックしておくと◎
各市区町村が公表しているハザードマップ・ホームページの情報も参考に、土地それぞれの災害リスクを把握しよう。
理想の家づくりができる土地を探そう!


今回は「注文住宅を建てたいけど土地が決まっていない」って人へ向けて、土地探しのコツ・選び方を解説してきたよ~。



1から間取り・外観を考える注文住宅において、土地探しは気が抜けないポイント。
今回紹介した3つのコツも押さえて、理想のマイホームが建てられる土地を探そう!
押さえておきたい土地の探し方&コツ



各土地のチェックポイントも、以下の5点を紹介したよ!
とはいえリサーチするのは、やっぱり時間がかかって大変な作業。
お仕事・育児などで忙しい人は、「時間が取れない!」と悩むことも多いはず。



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土地探しはお伝えしたとおり、1年以上かける可能性もある長期作業。
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