この記事では、家づくりする前におすすめしたい、FP相談について徹底解説していくよ~!
- FPってよく聞くけど、家づくりではどんな相談ができるの?
- FP相談っていくら費用がかかるんだろう?
- 家づくり最初の関門・住宅ローンの契約では、何に気を付けたらいい?

家づくりでかかるお金について、こんな疑問が浮かぶ人も多いはず。
注文住宅の建設は、住宅ローン・建設資金といった”お金”が大きく関わるお買い物!
「お金の話は苦手!」って人も少なくないだろうけど、こういうとき”FP(ファイナンシャル・プランナー)”へ相談すると◎
FPは経済状況を整理することにも長けているから、家づくりを見据えた資金設計や、住宅ローンの返済計画に活用できる。
今回は元大手銀行FPだった私ゆまひが、「家づくりでのFP相談」について詳しく解説していくよ〜!
記事の後半では、契約前に知っておいてほしい住宅ローンのポイントもお話しするから、ぜひ参考にしてね♪



無料でお悩みを聞いてくれるFPさんも紹介するから、相談先を探している人も必見!
【家づくり初心者も必見】FP相談の必要性





家づくり前のFP相談は必須じゃないけど、現状把握につながるチャンス!
注文住宅での家づくりには、住宅ローンの利用・火災保険の加入など、さまざまな形でお金が大きく関わってくるよね。
「複雑で理解できない」って人もいるだろうけど、お金の知識を持つファイナンシャル・プランナー(以下FP)はそれをサポートしてくれるの。
収支を可視化したキャッシュフロー表を作成してくれたり、わからない部分を解説してくれたりする。



ここからは以下の順に、FPの存在を徹底解説していくね♪
FP(ファイナンシャル・プランナー)の定義と保有資格


まず”FP”は、「ファイナンシャル・プランナー」の略称だよ!
相談者の夢・目標が叶えられるように、お金の面で具体的な計画をしてくれる”ファイナンシャル・プランニング”の専門家なの。



実際に養成・認定を行っている「日本FP協会」では、以下のように定義しているよ。
ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
引用元:日本FP協会「ファイナンシャル・プランナー(FP)とは?」
FPであることを証明する資格もあり、以下の3種類に分けられるよ。
相談するFPを探す際、これらの資格を保有していたり、お金に関わるお仕事の経歴があるかチェックしてみて!
資格の種類 | 資格の名称 | 更新頻度 | 特徴 |
---|---|---|---|
国家資格 | FP技能士 | 更新なし | 厚生労働省による技能検定の対象となっている国家資格 等級は1~3級まで |
民間資格 | CFP®資格 | 2年ごと | AFP資格よりも上級のFP民間資格。 |
AFP資格 | 2級FP技能検定の合格&日本FP協会のAFP認定研修修了者が認定される民間資格。 |
注意点として、FPはあくまでファイナンシャル・プランニングを行う専門家なので、以下の業務はFP自身が専用資格を持っていないとできないよ。
- 税理士が行う業務:
税務相談・税金に関する書類の作成
etc. - 弁護士が行う業務:
法律業務・法律事件の相談
etc. - 金融商品・保険の販売:
金融商品・保険を販売するための勧誘・助言
etc.



複数の資格を活かして相談に乗ってくれるFPもいるよ!
家づくりでFPへ相談できるお悩み


「FPはファイナンシャル・プランニングにたけた専門家」とお話ししたけど、具体的にどんな相談ができるのか気になる人もいるよね。



各FPの得意/不得意もあるけれど、基本的に以下の相談ができるよ~。
- 家計管理・見直し:
「家計の赤字を改善したい」
「収支に余裕を持たせたい」
etc. - 資金計画:
「注文住宅を建てるために、いくら住宅ローンを借りられるか把握したい」
「子どものために教育資金を準備したい」
etc. - 資産運用:
※FPが特定の資格を保有していないと、具体的な金融/投資商品の提案・販売はできない
「自己資金を増やすために、資産運用をはじめたい」
「金融商品の選び方を知りたい」
etc. - 社会保険・年金:
「家づくりで補助金を利用したい」
「家族の扶養加入を見直したい」
etc. - 税金:
※FPが特定の資格を保有していないと、税務士が行う業務はできない
「節税するために、利用できる控除を把握したい」
「確定申告の手順を知りたい」
etc. - 民間保険:
※FPが特定の資格を保有していないと、具体的な保険商品の提案・販売はできない
「加入している保険を見直したい」
「入居後に必要な保険を知りたい」
etc. - 相続・贈与:
「スムーズに相続できるよう準備をしたい」
「贈与を受ける場合に、非課税になる条件を知りたい」
etc.
これらの相談内容については、以下の記事でより詳しく解説しているよ!



現役のFPさんと一緒に解説しているから、合わせて見てみてね♪


FP相談をするメリット&デメリット


FPへの相談は夢・目標を見据えた資金設計に合わせて、相談者自身のお金に関する理解を深められる良い機会!
メリットも大きいけど、注意点となるデメリットもあるよ。
FP相談をするメリット&デメリットは、主に以下のとおり。
家づくり前のFP相談は必須ではないけれど、家計の収支を把握したうえで、無理のない返済計画を立てるのが本当に大事!
毎月の住宅ローン返済が家計に重くのしかかると、せっかくのマイホーム生活が純粋に楽しめなくなる可能性も…。



これから家づくりするみんなには、そんな失敗してほしくない!
FP相談の費用・おすすめの相談先も次でお伝えするから、お金の不安が残る人は、FP相談も1つの選択肢として検討してみてね♪
【有料 or 無料の違い】FPへの相談費用





FP相談は有料で行っているところもあれば、無料で行っているところもあるの!
有料相談は、個人で事業を行っているFPに多い形態だよ。
各FPで費用は異なるけど、「日本FP協会」が実施した「2021年度ファイナンシャル・プランナー実態調査」では、以下の結果が公表されているの。
「1時間あたりの相談料」
・全体の平均:8,100円
・最も多かった相談料:
5,000~6,000円未満(全体の37.0%)
・2番目に多かった相談料:
10,000~20,000円未満(全体の33.5%)
資料作成やファイナンシャル・プランニング以外の業務で、別途費用がかかることもある。



有料な分、特化した知識を持っていたり、資格による他の業務ができたりも!
続いて無料相談は、提携している会社・金融機関から仲介手数料を得ている形態が多いの。
FP探しはハードル高めだけど、無料相談なら費用を最低限に抑えて、自分に合う人なのか相性を見極めやすいのが大きなメリット!
相性が合わなかった場合、別の相談先へ気軽に変更できる。



とはいえ無料相談を行っているFPは大勢いるから、誰に依頼するか迷っちゃうよね。
私がおすすめするFPは、保険代理店「A&A Consulting株式会社」のコンサルタントである松村俊孝(まつむら としたか)さん!
政府系銀行・大手損保での勤務経験があり、全国オンライン対応の無料相談も実施中。
オンライン相談なので、「子どもがいるからお家を離れられない」って人にもGood◎
子育てしながらマイホームを目指すパパママさんは、松村さんのFP相談もぜひ活用していってね♪


住宅ローン前に知っておくべきポイント





家づくりで利用する人も多い”住宅ローン”!
FPに相談すれば家づくりの資金設計と合わせて、返済計画までしっかり立てられるよ。
だけどFPに頼るだけでなく、いくつか施主さん自身にも知っておいてほしいポイントがあるから、ここから詳しく紹介していくね。
今回お伝えするポイントは、以下の4点。
ポイント①自分の経済状況を把握しておく


住宅ローンは長期間返済していくものだから、先に自分の経済状況を把握しておこう!
住宅ローンの相談先は各銀行・住宅金融支援機構などさまざまだけど、FPへの相談なら、自分の収支を視覚化してもらえるのが大きなメリット◎
FPはお金の流れをまとめた「キャッシュフロー表」を作成してくれる場合が多く、自分の経済状況を把握しやすくなる。



経済状況がわかれば、こんな疑問への答えが見えてくる第1歩につながるよ!
- 今の年収だと住宅ローンでいくら借りられる?
- 自分の借入可能額だと、どんなお家を建てられる?
- 返済に余裕を持たせるにはどうしたらいい?
経済状況の把握は住宅ローンだけでなく、家づくりのオプション・外構でかかる費用など、さまざまな面で活かせるポイント!
みんなも自分の経済状況を把握して、余裕を持って返済できるよう備えてね。



忙しくてなかなか時間が取れないパパママさんは、松村俊孝さんに相談してみると◎
FPである松村さんは、全国オンライン対応の相談を実施!
在宅で相談できるから、お子さんの様子をお家で見守りながら相談できちゃうの。
費用も無料だから、スモールステップでFP相談をしたい人は、松村さんへの相談も検討してみてね♪


ポイント②住宅ローンの借入先で特徴・条件が異なる


同じ住宅ローンでも、借入先によって商品の特徴・条件が異なるよ。
借入先となる金融機関は、以下のとおり。
ローンの種類 | 該当する金融機関 | 特徴 |
---|---|---|
民間ローン | メガバンク 都市銀行 地方銀行 ネット銀行 etc. | 民間の金融機関から借入する 各金融機関での特徴もさまざま |
公的ローン | 国・自治体の公的機関 | 国・自治体の公的機関から借入する “財形貯蓄制度”を導入した会社の従業員が受けられる「財形住宅融資」と、都道府県や市町村が提供する「自治体融資」に分けられる |
【フラット35】 | 住宅金融支援機構 | 基本は住宅金融支援機構が提供し、民間の金融機関が提携している 最長35年の借入ができ、団体信用生命保険の加入が必須ではない |
各金融機関や住宅ローン商品で、のちほどお伝えする金利タイプ・返済方法なども違ってくるよ。



我が家は何かあったときに相談しやすいよう、民間ローンにあたる地方銀行をチョイス♪
それぞれの特徴・条件も把握して、みんなも自分たちに合った借入先を選んでね~。
ポイント③各住宅ローン商品でも特徴が異なる


借り入れ先だけでなく、各住宅ローン商品でも特徴が異なるよ!
よく違いが見られる特徴は、以下のとおり。
特徴 | 補足 |
---|---|
金利タイプ | 商品にもよるが、以下の金利タイプから選ぶ。 変動金利型:借入期間中の金利が変わる 全期間固定金利型:借入期間中の金利が固定される 固定金利期間選択型:最初に借入するときの金利と適用期間が固定され、適用期間が終わったら金利タイプを選択し直す |
返済方法 | 以下の返済方法がある。 元利均等返済:毎月固定された元金と利息の合計額を支払う 元金均等返済:毎月元金だけ額が固定で、それに対応して利息の額が変化する |
返済額以外の手数料・諸費用 | 保証料・融資手数料など、返済額以外の費用もかかるため要注意。 |
返済期間 | 最長50年の商品もあるが、各金融機関で決められた”完済しなければならない年齢”によって変動する。 |
団体信用保険加入の有無・保障内容 | 契約者にもしものことがあったとき、ローン残高を保険金でゼロにできる保険 申し込み時の健康状態によって、加入できない場合もある |
付帯されるサービス・特典 | ポイントの付与・優待サービスなど、金融機関によって内容は異なる。 |
対面窓口の有無 | 一部の金融機関で、対面窓口がない場合もある。 |
金利タイプや返済方法に目が行きがちだけど、住宅ローンで各内容・特徴はバラバラ!
何を優先したいかも見極めながら、借入先と一緒に住宅ローン商品を選んでね。



各住宅ローン商品を、比較サイトで見比べてみると◎
ポイント④契約前に審査がある


住宅ローンを受けるには、契約前に2回の審査を通過しないといけないの!



審査の申し込みは、ハウスメーカーと契約する前に行うよ。
1回目の事前審査では「契約者にローン返済能力があるか」を見られ、2回目の本審査ではさらに厳しくなる。
この審査を受ける場合本人確認・収入証明などで必要な資料も多く、事前の準備が必須!
審査の流れ・主な準備物は以下の記事で詳しく解説しているから、みんなも直前で慌てないよう参考にしてね♪


FP相談で家づくりに関わるお金の不安を払拭しよう!


この記事では家づくり前にも活用できる、FP相談について徹底解説したよ~!
FP相談は絶対必要なものじゃないけれど、自分の経済状況を把握したり、資金設計を立てたりできる絶好のチャンス。



今回お話しした以下の内容も参考にして、FP相談を検討してみてね♪
そして家づくりの関門・住宅ローンについても、以下4つのポイントをお話ししたよ~。
FP相談では自分の年収・収支をもとに、住宅ローンの返済計画を立てられるの。



入居後にも付いてくる課題だからこそ、計画的に借入金額・返済方法を決めてね!
今回の記事を読んで「FP相談してみようかな」と思った人は、松村俊孝さんの無料オンライン相談がおすすめだよ!
保険代理店「A&A Consulting株式会社」のコンサルタントさんで、政府系銀行・大手損保での勤務経験もあるFPなの。
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