この記事では、家づくりは何から始めるべきなのかを解説していくよ~!
「マイホームを建てたいけど、家づくりって何から始めるの?」
「家づくりの計画中、見落としがちなポイントってあるのかな?」
家づくり初心者さんには、こんな疑問が浮かぶ人も多いはず。
“家づくり” と一口に言っても、やることがたくさんあるよ〜!
初心者さんはとくに何から手を付ければいいかわからなくて、混乱する人もいるんじゃないかな。
今回はそんな初心者さんのために、経験者の私が家づくりは何から始めるといいのか徹底解説していくよ!
後半では家づくり中に見落としがちなポイントを紹介するから、ぜひ最後まで見てみてね。
家づくり何から始めたらいい?
家づくりは住宅の建設以前に、たくさん準備することがあるよ。
土地を探したりハウスメーカーに依頼したり、準備だけで1・2年以上かかることも珍しくないから、思い立ったら早めに行動していくと◎
ここでは先に家づくりの流れを紹介したうえで、具体的にどんな行動をすればいいのか解説していくね!
項目をタップすると、その見出しへジャンプできるよ。
家づくりの流れ
「住宅を建てる土地があるか」「住宅ローンを利用するか」などの状況によって変わるけど、家づくりの流れはだいたい以下のとおりだよ。
今回は着工に入るまでの流れ・準備を、ステップ形式で見ていこう!
ステップごとのポイントも要チェック。
家づくりを考えはじめたら、まず「どんな住宅を建てたいか」をイメージして情報収集しよう。
「こんな住宅を作ろう」と目的を定めれば、「このアイデア活かせるかも!」と情報収集中に気付きやすくなるよ。
同居する家族とも時間を取って相談すれば、意見の相違によるトラブルを防いで、スムーズに家づくりできるよ。
コストオーバーしたり、住宅ローンの返済で生活に支障が出たりしないように、家づくりでいくらお金を使うか予算も決めておこう。
以下の項目も把握・決定しておくと◎
- 年収
- 貯蓄残高
- 収支の状況
- 生活防衛費 etc.
家づくり中に生活スタイルの変化・ライフイベントが起こる可能性もあるから、余裕のある資金計画を心がけてね。
土地がまだない場合、ハウスメーカーよりも先に土地を探すよ。
土地が決まらないと、本契約できないハウスメーカーもあるので要注意。
自分・家族の生活スタイルと照らし合わせて、以下の項目も参考に住みたい土地を決めていこう。
- 駐車場の有無
- 通勤・通学にかかる距離
- 周辺施設 etc.
ハウスメーカーはたくさんあるけどそれぞれ特色があるから、気になる3~4社の見積もりを取って比較するのが理想的!
希望するハウスメーカーを絞り込んでから、展示場・モデルルームで標準仕様の詳細・スタッフの対応を見にいこう。
外構を依頼する場合も、ハウスメーカーと同時並行で探していってね。
住宅ローンを利用したい場合、借りる銀行・金融機関を決めておこう。
住宅ローンを利用できるか確認できるから、お金面の情報収集につながるよ。
住宅ローンはどこで借りられるのか、以下の記事で詳しく解説しているよ。
ぜひ参考にしてね!
希望する土地・ハウスメーカーが決まったらそれぞれ購入・契約しよう。
担当者からの説明や渡される書類が多いと思うけど、不利な条件がないか契約書・約款(やっかん)などの内容をよく確認してね。
ここからは、着工へ向けて本格的に動いていくよ!
これまで考えてきた住宅イメージを、ハウスメーカーの担当者さんと打ち合わせしてより具体的にしていくよ。
住宅で決めていく項目は、主に以下のとおり。
- 間取り
- 水回り
- 内装
- 外装
- 建材 etc.
土地・ハウスメーカーの購入・契約が完了したら、住宅ローンを申し込もう。
住宅ローンは仮審査・本審査を通過しないと利用できないから、提出物をしっかり揃えて挑もう!
住宅ローン借り入れの流れ・必要書類についても、下の記事で解説しているからぜひ参考にしてね。
建築基準法施行令で義務化されているから、着工前に地盤調査をしてもらうよ。
用意した土地が家を建てられる質なのか見てもらう調査。
必要であれば、土地が基準値になるよう調整してもらう。
住宅建設とは別に費用がかかるから、予算の中に入れておくと◎
ここまでで、やっとメインの建築に入るよ~!
ハウスメーカーや建築状況によっても変わるけど、着工から住宅の完成までは3~6ヶ月かかるから、時間がかかるの。
家づくりは時間・手間がかかるので、流れを把握して計画的に準備を進めよう。
家を建てたいときにまずやること
ここまで家づくりの流れを見てきたけど、すべてのタスクを一気に進めるのはやっぱり難しいよね。
けれど少しでも「マイホームを建てたいな」って気持ちが生まれている人は、まず以下3つの準備だけでも進めてみて!
どれも家を建てるとき重要になるハウスーメーカー&外構業者選び・資金計画に関わる工程だよ。
家づくりを滞りなく進めるためにも、ぜひ最初に実践してみてね。
それぞれ順番に解説していくよ。
まずやること①住宅のイメージを固める
「マイホームが欲しい」となったら、まず自分・家族が建てたい住宅のイメージを固めていこう。
このとき考えたイメージが “家づくりをする目的” になって、これから計画する際の土台となってくれるよ。
たとえば、こんな風にイメージしてみて!
- 今の住宅は家事で動きにくいから、家事動線をよくしたい
- 家族の人数が多いから、広いLDKで家族と過ごしたい
- よく車を使うから、外に駐車スペースを作りたい etc.
まずやること②予算を決める
家づくりの費用はどうしても膨らみがちなので、先に予算を決めておこう。
予算を決めずに計画してしまうとコストオーバーしたり、住宅ローンの返済がギリギリになったりする可能性が高くなるの。
せっかくのマイホーム生活がキツキツにならないよう、慎重に計画しようね。
住宅の予算は基本的に、「自己資金(自分で用意できる費用)+住宅ローン借り入れ金額」の合計額だよ。
たとえば国土交通省が公開している「令和4年度 住宅市場動向調査 報告書」によると、土地・注文住宅の購入資金は平均5,436万円だったんだって。
住宅のために用意できる「自己資金」と「住宅ローン借り入れ金額」を知るには、年収・収支などの現状把握も必要になるよ。
とくに「自己資金」は、土地・住宅以外のこんな項目でも費用がかかるから要注意。
- 住宅ローンの頭金
- 諸費用
- 引っ越し費用 etc.
「お金について自分で決めるのは不安」という人は、お金に詳しいプロへ相談してみるのも1つの手だよ。
住宅ローンをはじめお金について相談してみたい人は、以下の記事もぜひ見てみてね。
まずやること③情報収集する
家づくりを考えはじめたら、とにかく情報収集を進めよう。
先に紹介した住宅イメージ・予算へもつながる大事な作業なの。
情報収集で知識をつければ各工程への理解が早くなり、イメージした計画も具体的にしやすい。
情報収集の手段は、主に以下のとおり!
- ウェブ検索
- SNS
- 資料請求
- 書籍 etc.
私も、家づくりの情報発信をしているInstagramアカウントに助けられた1人だよ!
住宅の決め事やお金に関する知識など、あらゆる面で情報収集は必要になってくるから、勉強も兼ねていろんな媒体を覗いてみてね。
『タウンライフ家づくり』は希望条件に沿ったハウスメーカーから、まとめてカタログ・プランを請求できるサイトなの。
各ハウスメーカーからは、以下3つのプランがもらえるよ。
- 間取りプラン
- 資金計画
- 土地探し
私も実際に利用して、間取りのアイデアを収集&いいとこ取りできた!
無料で利用できるから、スモールステップから情報収集をはじめたい人は、ぜひ『タウンライフ家づくり』を活用してみてね。
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見落としがちな5つのポイント
前半では、家づくり初期は何から始めればいいのか解説してきたよ。
ここまで見て「家づくりって決めること多いな~」と不安に感じた人もいるかもね。
時間がかかる分、家づくり後半でヤケになる可能性も大いにありうる話……!
「間取りOK」「壁紙も決まった」って進んでいくと電気図面の打ち合わせくらいから、疲れて頭が回らなくなってくるの。
注文住宅は快適に暮らせるように自分で指定できる絶好の機会だから、ここでは私の経験も踏まえた見落としがちなポイントを紹介するね!
今回紹介するのは、以下の5つ。
私が「指定しなかったら後悔してたかも」って思った場所だよ。
「計画が進むとこんなことも決めていくんだ」って、今後覚えててくれたら嬉しいな♪
ポイント①キッチンパネルの範囲
コンロ周辺の壁をカバーしてくれるキッチンパネルは、少し広めの範囲に貼るのがおすすめ!
調理中に油はね・汚れが壁へ付いてしまってもサッと拭きとれるから、格段にお手入れしやすくなるよ。
調理中に液体・油が飛んでくることもあるから、壁に付いてもおかしくない!
我が家では画像のように、キッチンパネルを勝手口のドア際まで延長してもらったよ。
キッチンのコンロ周り・壁をキレイに保ちたい人は、キッチンパネルを広めに貼って対策してみてね。
ポイント②スイッチの場所
毎日使う照明スイッチだけど、どの場所に設置するかよくチェックしてね。
よくあるのが、部屋へ入るためにドアを開けたとき、スイッチがドアと重なって押しにくくなっちゃったという状態。
ドアだけでなく、入居後に家具と重なってしまう可能性もあるの。
頻繁に使うスイッチが不便だと、少しずつストレスが溜まってしまうよね。
スイッチがドア・家具と接触しないように、使い勝手をイメージしながら図面を確認してみてね!
照明の消し忘れを抑えたい人は、センサー式のスイッチを採用しても◎
ポイント③スイッチの並び順
スイッチの中には、場所ごとの照明をまとめて操作できる4個以上 / 2列以上の物もあるよね。
この並び順も、自分で決められると格段に使いやすくなるよ!
隣接している場所同士を同じ列にしたり、頻繁に押す部屋の照明は大きいスイッチへ配置したりすると◎
ハウスメーカーによっては並び順を指定できないこともあるみたいだけど、可能ならぜひ自分で指定してみてね。
ポイント④火災報知器の場所
もしものときに備えて設置する火災報知器の場所も、自分で指定できるよ。
主流な火災報知器は、主に以下の2つ。
- 煙式火災報知器
- 定温(熱)式火災報知器
それぞれ図面で使われる記号があるから、国土交通省が公開している以下のPDFも参考にしてね。
国土交通省「公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)令和4年版」
たとえば我が家では最初、キッチンの火災報知器を天井に設置する予定だったの。
だけど天井のアクセントクロスで火災報知器が目立つと思ったから、お互いの色が馴染む壁に付けるよう変更したんだよね。
勝手口の真上にある物が火災報知器だよ。
電気図面の火災報知器を表す記号下に「H=〇〇〇〇」と記入すれば、壁付けになるよう指定できる。
たとえば火災報知器を壁の高さ2メートル35センチに設置したい場合、「H=2350」と記入するよ。
※天井に設置する場合「H=〇〇〇〇」は記入しなくて大丈夫◎
計画中「火災報知器を壁付けにしたい」と思ったら、上の記入方法で指定してみてね。
ポイント⑤脱衣所にある窓の高さ
お風呂の脱衣所へ窓を設置する場合、外から見えないように高めの場所へ指定しよう。
窓を高くしておくと、外から自分・家族のプライバシーを守れるよ。
我が家の場合標準の高さが少し下だったけど、家族の身長に合わせて高く設置したよ!
実際に指定した窓が、以下のとおり。
安心して脱衣所を使えるように、標準仕様の高さがどれくらいか必ずチェックしてね。
流れやポイントを把握して家づくりのスタートを切ろう!
この記事では、家づくりは何から始めるといいのか徹底解説してきたよ~。
タスク・決め事が多い家づくりは、時間がかかるし大変な一面もあるんだよね。
長丁場の作業だけど、細かく計画・指定するほどマイホームでの快適な暮らしにつながるから、1番の頑張りどきでもあるの。
「何から始めるといいのかな」って悩んでいた人が、この記事を参考にしてスタートを切れていたら嬉しいな♪
とはいえ行動に移したあと、情報収集にキリがなくてなかなか次へ移れない人も出てくるかも。
情報収集で足踏みしちゃうと、マイホームの完成が遠のいてしまう可能性大。
スピーディーに家づくりを進めたい人は、『タウンライフ家づくり』を使ってみるのがおすすめだよ!
『タウンライフ家づくり』ではお家の間取り・見積もりなどを、複数のハウスメーカーから一括請求できるの。
今回「住宅のイメージ・予算を決めよう」ってお伝えしたけど、住宅の間取り・見積もりなど、一通りの情報収集もまとめてできるのが◎
スムーズに情報収集して家づくりを1歩進めたい人は、ぜひ『タウンライフ家づくり』を活用してね!
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